僕が大して"オタク"でもないのにオタクを名乗る理由
はじめに、僕はオタクですがオタクたり得る要素が何もありません。(外見や挙動はキモオタ然としていますが)
・まず
インターネット歴もそろそろ11年目に差し掛かる。アニメやゲーム、漫画に小説、音楽など色々触って来ました。しかし僕がオタクを名乗るにはハードルが高すぎる。僕がまだ小学生や中学生の頃ならば十分すぎるくらいにオタクなのだろうけど、この年齢になってくるといよいよ厳しい。まず何か一つのコンテンツに対して突出した知識がない。
・オタクプライド
世のオタク諸君らにはきっとあるだろう。あの作品のあのシーン、あの台詞回し、ここが好きだったなぁとか。ここの描写にはこういう意味が含まれていて云々。特定の作品に対する、こういった知識や愛があるだろう。
わたしはオタクを名乗っていますが、あろうことか大凡一つの作品について語りつくせるほど知識や愛を持ち併せておりません。(所謂イナゴや同人ゴロほど酷くはありませんが...)
・オタクを名乗る理由
しかし何故僕はオタクを名乗るのか、それは自己防衛的な何かなのです。
非オタと呼ばれる人種でもなければ、生粋のオタクでもない。
インターネットを長く続けていたせいか、辛うじて浅く、軽く、やや広く、何かしらオタク的な知識がありそしてオタク構文を使ってSNSで何かを発信している。よってマジョリティである非オタの方々から見たらまあオタクだろうな、と思われるような立ち回りをしています。(後々オタクだと思われるよりも先手を打ってオタクっぽさを出すことによりイメージダウンを防ぐ。)
どこにも属されないのは嫌だから、だから僕はオタクを名乗る。
・キモオタクからオタクを抜いたら何になるのか
https://twitter.com/uni_zero_va/status/1046985278148268033?s=21
そういえば、僕の好きなVtuber名取さなが「どちらかと言えばオタクではあるがそれほど語れるものが無いのでキモオタクからオタクを抜いてキモしか残っていない」と言っていましたね、まさにそれが僕です。(上記ツイート参照)
世のリアルオタクには申し訳ないけどこればかりは許してほしい。
実際好きな作品とかアーティストなどはあるし追っかけたりもしていたから。だからまあオタク名乗ってもいいよね。漫画村とかMusic FMとか使わないでちゃんと作品買ってるから...(ものすごく当たり前のこと)
・インターネットの恩恵
インターネットがあって本当に良かったなぁと思います。
僕みたいな無のオタクってのは多分世の中にたくさんいて、仮にインターネットが無かったら多分ものすごく窮屈な思いをして生きて行くことになっていたと思うから。
インターネットがあるお陰でそういう浅い知識しか持ち合わせていない無のオタク(悪口ではないです)たちがコミュニティを形成しているのだし、現に僕だってそうです。
何かコンセプトを掲げSNSをやっているわけでもない。
("オタクという概念が内包された何もないアカウント"はコンセプトになるのか?)
結構暗めな印象を込めた文章を綴ってしまいましたが、なんだかんだ言って楽しくインターネットやってます。
自分が無のオタクである事を恥ずかしがらずに公言していけたらいいな。
・最後に
Twitterは安住の地であってほしい。
インターネット始めたての子達が痛々しい言動をとったりしてもそれは誰もが通ってきた道。子供笑うな来た道だ(子供叱るな来た道だ、よりもインターネットに即した言い回しだと思って僕はこれをよく使います)、晒し者にして笑ったりせず優しく生暖かい目で見守ってあげたいですよね。