屋上の話
こんにちは。
みなさん、意外と屋上って行ったこと無くないですか?
なんかやたらと青春の代名詞ツラしてますけど。
昔地元にいた頃は色んな学校の屋上に入ろうと試みたんですけど全て鍵かかってて入れませんでした。
この間突然「死のう!」という声が聞こえた気がしたので、死ぬ準備をしました。
飛び降りは怖いしグロいから嫌だけど夜遅くに首吊りの準備めんどくさいなと思った。
とりあえず好きな服着て死にたい。一番気に入ってる服着て靴履いて、髭も整えて。
遺書には、葬式をやらないで 私が死んだことは誰も触れないでくださいね。と記し。
別に鬱が悪化したとかではなく、たま〜に死に対してこうなるときがある。そういう時は一回死ぬ準備をすると気持ちが落ち着くものだ。
タバコを3本と、スマホ。イヤホン。
普段は飲みもしないお酒とお部屋に溜まってあった薬を、その辺に落ちてた薬局のビニール袋に詰め込んで屋上へ向かいました。
プランとしては死ぬ前に聴きたい音楽を流してタバコを3本吸い終わったら、薬と酒で酩酊しそのまま落下するというものだったんですよね。
死ぬ前に誰かに連絡すると言うのはとんでもない迷惑行為ですが、まあ好きな人にだけは連絡しておこうかなとかぼんやり考えてました。
しかし!なんと屋上のドアには鍵がかかっていまして、うわーまじかよ...めんどくさいな〜
と言う気持ちに。
結果として私の出不精が功を奏してアホ晒しながら自殺計画は敢えなく失敗となりました。
こんなんじゃいつまで経っても自殺はできない気がしてきた。
普段から死にたがってるけど、最近自分が生きることに若干の執着があることを理解し始めている。
実際兄弟とか友達のこと考えるとまだまだ楽しいことたくさんしたいんですよ。
できることとできないこと、なりたい大人になれなかったこと、自分の理想と現実の乖離が主に死にたくなる原因で それを言い訳のように、あたかもそれっぽく外的要因のせいだと言い張っていました。
私を「生きづらい」足らしめていることのほとんどは、私に起因するものだ。
結局私という人間は「何者にもなれなかった」という概念にコンプを抱いている、ソレなのだ。
人生で何にもできなかったやつは文字に逃げる。
と言うわけで屋上にまつわるエピソードでした〜ばいばいまたね。